赤ちゃんの首がすわり、寝がえりをするようになると、いつからハイハイするのか心配になるママさんもいるでしょう。
ママさんが、赤ちゃんが興味を示す前に与えてしまうと、赤ちゃんは動かなくても色々なものを手にできるようになるので、自らハイハイしなくなるケースもあります。
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赤ちゃんがハイハイするのはいつ?
ハイハイは両手両足を使うため、運動神経がある程度発達してからになります。
赤ちゃんがハイハイし始めるのは早くて生後5~6ヶ月くらい、遅くて生後10ヶ月くらいでハイハイし始める子もいます。

赤ちゃん成長記録
ハイハイをするまでの成長過程
ハイハイをするまでの成長過程としては、首がすわって寝返りをするようになってからです。
寝返りは仰向けの状態で自力で横を向き、うつ伏せになる動作で、手足や首の筋力が発達してこないと寝返りをすることはできません。
ずりばいとは
寝返りができるようになると両手を床につき、お尻や腰を浮かせる筋力が付いていき、背中の筋力が付いて徐々に前に進もう、という動作が身に付きます。
初めのうちは「ずりばい」という、床にお腹を付けた状態でハイハイすることもあります。
しかし体を動かす筋力や動作が身に付いていけば、少しずつ体を浮かせてハイハイするようになっていきます。
赤ちゃんが自分で取りに行こうとするのを待つ
ママさんは、赤ちゃんが好きな玩具などを手に届く場所に置いてしまうこともあると思います。
しかし、これでは自分で物を取りに行こうとしなくなるため、ハイハイをする時期が遅れてしまう可能性があるのです。
赤ちゃんに玩具が欲しいと思わせることがハイハイのポイントになり、自分で取りに行こうとする行為がハイハイへと繋がります。
赤ちゃんが寝がえりして、うつ伏せになることができるようになったら、赤ちゃんから少し離れた場所に大好きな玩具を置き、自分で動いて取りに行こうとするのを待ちましょう。
ハイハイを覚えさせるときの練習法
ハイハイを覚えてもらう方法としては、両手・両足をどのように動かすのかを、ママやパパがお手本として見せてあげることが大切です。
赤ちゃんはうつ伏せから自分の体を床から浮かせようとするのですが、手足の動かし方が分からず、なかなかハイハイをしてくれないこともあります。
ママやパパが繰り返しハイハイの動作をお手本で見せてあげることで、赤ちゃんが手足の動かし方を覚えるようになり、ハイハイを習得できます。
キレイに掃除
赤ちゃんがハイハイをし始めたら、ハイハイの妨げにならないように床に物を置かないようにしたり、埃やゴミなどがないように、キレイに掃除をしておきましょう。
角をクッションでカバー
ハイハイをしているときに、テレビ台やテーブルの足などにぶつかってしまうこともあるので、角をクッションなどでカバーして、赤ちゃんがケガをしないように気を配りましょう。
コンセントなどは口に入れてしまうと危険ですし、階段がある場所でハイハイをさせるときは、落下しないようにベビーゲージやベビーフェンスなどを設置してあげましょう。

赤ちゃんハイハイ
まとめ
ハイハイをするまでには、いくつかの過程をクリアしないと筋力が付かないのでハイハイはできません。
赤ちゃんはハイハイができるようになるとハイハイするスピードも早くなり、色々な物を口に入れるようになるため、口に入れたら危ない物などは床に置かないようにしましょう。