赤ちゃんがずりばいを始める時期は、生後6~9ヶ月頃が一般的です。
ただし、赤ちゃんによって個人差があり、早い子で生後4ヶ月頃から、遅い子で生後12ヶ月頃までずりばいを始めないこともあります。
赤ちゃんの首がすわり、寝がえりをするようになると、いつからハイハイするのか心配になるママさんもいるでしょう。
ママさんが、赤ちゃんが興味を示す前に与えてしまうと、赤ちゃんは動かなくても色々なものを手にできるようになるので、自らハイハイしなくなるケースもあります。
今回は赤ちゃんは大体いつ頃からハイハイし始めるのか、自分でハイハイしないときの練習法について紹介します。
前回の記事は 赤ちゃんの血液型を知る方法は?血液型が決まる時期や調べる方法は? でした。
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赤ちゃんがハイハイするのはいつ?
ハイハイは両手両足を使うため、運動神経がある程度発達してからになります。
赤ちゃんがハイハイし始めるのは早くて生後5~6ヶ月くらい、遅くて生後10ヶ月くらいでハイハイし始める子もいます。
ハイハイをするまでの成長過程
ハイハイをするまでの成長過程としては、首がすわって寝返りをするようになってからです。
寝返りは仰向けの状態で自力で横を向き、うつ伏せになる動作で、手足や首の筋力が発達してこないと寝返りをすることはできません。
ずりばいとは
寝返りができるようになると両手を床につき、お尻や腰を浮かせる筋力が付いていき、背中の筋力が付いて徐々に前に進もう、という動作が身に付きます。
初めのうちは「ずりばい」という、床にお腹を付けた状態でハイハイすることもあります。
しかし体を動かす筋力や動作が身に付いていけば、少しずつ体を浮かせてハイハイするようになっていきます。
ずりばいは筋力や体幹の成長
ずりばいを始める時期は、赤ちゃんの筋力や体幹の成長が大きく関係しています。
また、赤ちゃんが周りの環境に興味を持ち、自分で動いて探索したいという気持ちが強くなることも、ずりばいを始めるきっかけとなります。
赤ちゃんがずりばいを始めると、自分で動いて周りの世界を探索できるようになり、成長の大きな一歩となります。
赤ちゃんがずりばいを始めたら、安全にずりばいができるように、環境を整えてあげましょう。
ずりばいの練習方法
赤ちゃんがずりばいを始める時期は、赤ちゃんによって個人差がありますが、いくつかの練習方法で、ずりばいを早める効果が期待できます。
- 赤ちゃんをうつぶせにして、両手で床を押すように促す。
- 赤ちゃんが興味を持つおもちゃを目の前に置き、それを手に入れようと動くように促す。
- 赤ちゃんを膝に乗せ、一緒にずりばいをする。
ずりばいの注意点
赤ちゃんがずりばいを始めると、自分で動いて周りの世界を探索できるようになり、成長の大きな一歩となります。
しかし、ずりばいをする際には、いくつかの注意点があります。
- 赤ちゃんがずりばいをする場所は、安全に移動できるように、平らで滑りにくい場所を選ぶ。
- 赤ちゃんがずりばいをする際には、目を離さないように注意する。
- 赤ちゃんがずりばいをする際には、転倒しないように、周りに物を置かないようにする。
赤ちゃんがずりばいを始めると、自分で動いて周りの世界を探索できるようになり、成長の大きな一歩となります。
赤ちゃんがずりばいを始めたら、安全にずりばいができるように、環境を整えてあげましょう。
赤ちゃんが自分で取りに行こうとするのを待つ
ママさんは、赤ちゃんが好きな玩具などを手に届く場所に置いてしまうこともあると思います。
しかし、これでは自分で物を取りに行こうとしなくなるため、ハイハイをする時期が遅れてしまう可能性があるのです。
赤ちゃんに玩具が欲しいと思わせることがハイハイのポイントになり、自分で取りに行こうとする行為がハイハイへと繋がります。
赤ちゃんが寝がえりして、うつ伏せになることができるようになったら、赤ちゃんから少し離れた場所に大好きな玩具を置き、自分で動いて取りに行こうとするのを待ちましょう。
ハイハイを覚えさせるときの練習法
ハイハイを覚えてもらう方法としては、両手・両足をどのように動かすのかを、ママやパパがお手本として見せてあげることが大切です。
赤ちゃんはうつ伏せから自分の体を床から浮かせようとするのですが、手足の動かし方が分からず、なかなかハイハイをしてくれないこともあります。
ママやパパが繰り返しハイハイの動作をお手本で見せてあげることで、赤ちゃんが手足の動かし方を覚えるようになり、ハイハイを習得できます。
キレイに掃除
赤ちゃんがハイハイをし始めたら、ハイハイの妨げにならないように床に物を置かないようにしたり、埃やゴミなどがないように、キレイに掃除をしておきましょう。
角をクッションでカバー
ハイハイをしているときに、テレビ台やテーブルの足などにぶつかってしまうこともあるので、角をクッションなどでカバーして、赤ちゃんがケガをしないように気を配りましょう。
コンセントなどは口に入れてしまうと危険ですし、階段がある場所でハイハイをさせるときは、落下しないようにベビーゲージやベビーフェンスなどを設置してあげましょう。
まとめ
ハイハイをするまでには、いくつかの過程をクリアしないと筋力が付かないのでハイハイはできません。
赤ちゃんはハイハイができるようになるとハイハイするスピードも早くなり、色々な物を口に入れるようになるため、口に入れたら危ない物などは床に置かないようにしましょう。
ハイハイをする時期は赤ちゃんによって個人差があるので、なかなかハイハイしてくれないからと焦ったり、落ち込んだりする必要もありません。
赤ちゃんの成長において心配なことがあるときは、かかりつけの医師などに相談してみるのもいいかもしれません。
次回の記事は 赤ちゃんはいつから言葉を理解し始める?言葉の理解力の発達段階と伸ばす方法 です!お楽しみに!