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赤ちゃんに魚を与える時期はいつ?注意点や食べさせ方・赤身白身青魚の違いは?

しらすの釜揚げ

魚には体の成長に必要不可欠なタンパク質やカルシウムなどが豊富に含まれているため、赤ちゃん乳児にも与えた方がいいのではないか、と考える人はたくさんいます。

しかし魚には赤身や白身、青魚など色々なものがあり、赤ちゃんにどれを与えていいのか分からないという人もいるでしょう。

「赤ちゃんはいつから魚を食べることができますか?」魚は赤ちゃんにとって重要な栄養素が豊富に含まれている食べ物ですが、食べさせ方には注意が必要です。

この記事では、赤ちゃんに魚を与える時期や注意点について詳しくご紹介します。

前回の記事は 赤ちゃんに離乳食を始める時期はいつ?初・中・後期離乳食の始め方や注意点 でした。
こちらもぜひご覧ください。

赤ちゃんに魚を与える時期はいつ?

赤ちゃんに魚を与える時期は、生後8ヶ月頃からが一般的です。

ただし、魚アレルギーの家族歴がある場合は、1歳頃から始めるのが安全です。

魚を与える際には、小骨がないかよく確認し、小さく切ってあげましょう。

魚に含まれる栄養素

魚には、タンパク質、DHA、EPAなどの栄養素が豊富に含まれています。

タンパク質は赤ちゃんの成長に必要な栄養素であり、DHAとEPAは脳や目の発達に必要な栄養素です。

魚は赤ちゃんにとって重要な栄養素が豊富に含まれている食べ物です。

赤ちゃんに魚を与える際の注意点

  • 小骨がないかよく確認する
  • 小さく切る
  • アレルギーの家族歴がある場合は、1歳頃から始める

魚の食べさせ方

最初は白身魚から始める
少しずつ種類や量を増やす
魚の味付けは薄味にする

魚別の知識と栄養を覚えよう

離乳食で魚を与えるのは大体生後5~6ヶ月乳児程度とされていて、時期で言えば初期から与えていいと言われています。

しかし魚を与えても良いと言われても、赤身や青魚、生魚など何でも与えていいということではありません。

最初は白身魚

一番最初に食べさせてもいい魚は、鯛やひらめ、カレイやタラなどの白身魚です。

白身魚は脂肪分が少なく淡白で加熱すると柔らかくなるので、固いものが食べられない赤ちゃんや脂肪分が気になる離乳食初期にピッタリです。

その次に赤身魚

赤身とされるマグロやカツオなどの魚は大体9~11ヶ月程度になり、赤身の魚は加熱すると固くなるので、噛んだり飲み込みやすくなるように、よくほぐして与えることがポイントです。

白系お野菜と白身魚の離乳食 ゴックン期

白系お野菜と白身魚の離乳食 ゴックン期

最後に青魚の注意点

ほぐしても魚がパサついて食べにくそうにしているときは、とろみをつけてあげると赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。

青魚に関しては赤身と同じ時期に与えてもいいのですが、アレルギーが出やすい食材なので、赤ちゃんの体調を見ながら与えることがポイントです。

青魚は大人でも体調が悪いときに食べると、湿疹が手や足、お腹などに出ることがあるので、風邪気味のときや体調が悪くてぐったりしているときなどは避けた方がいいでしょう。

鮭はいつから食べられるのか

鮭の身はオレンジ色をしているのですが、農林水産省の分類では白身魚とされています。

しかし鮭は鯛やひらめなどに比べて脂肪分が多いので、赤ちゃんに食べさせるのであれば、7~8ヶ月乳児程度がおすすめと言われています。

赤ちゃんに鮭を食べさせるときは、塩鮭ではなく生鮭にして塩分を抑えることもポイントになります。

離乳食後期の鮭おにぎり

離乳食後期の鮭おにぎり

魚には赤ちゃんの成長に必要な栄養がたっぷり

魚には赤ちゃんの成長に必要不可欠な栄養素がたっぷり含まれていて、脳や体の成長を促してくれます。
そこで魚に含まれている栄養素に、どんな働きがあるのかについても知っておきましょう。

魚に含まれている栄養素と効果

 

①タンパク質

タンパク質は、赤ちゃんの体を作るうえで欠かせない栄養素で、血や肉となって体づくりをしてくれます。
タンパク質には免疫力をアップさせる働きもあるので、免疫力が低下する生後5~6ヶ月程度に離乳食として与えることがおすすめです。

②カルシウム

カルシウムは骨の形成をしてくれる栄養素で、赤ちゃんの手や足などの骨の成長につながります。
骨密度を強化したり、神経や筋肉などの働きを調節する働きもあります。
ミルクを飲んでいるうちはミルクで栄養素を補うことができるのですが、ミルクの量が少なくなってきたら栄養素を補うことができなくなるので、積極的にメニューに取り入れましょう。

③DHA

DHAは脳の構成に必要不可欠な栄養素です。
DHAが不足すると脳が上手く発達しないこともあるので、離乳食で栄養を補って与えることが大切です。

④ビタミン

ビタミンはキレイな肌を保つのに必要だと思っている人が多いのですが、ビタミン・ミネラル、脂質やタンパク質などは、赤ちゃんの成長に必要不可欠とされています。
ビタミンは緑黄色野菜に含まれていて、ビタミンAは体の発育や成長の促進、ビタミンDはカルシウムの吸収を手助けして骨や歯を健康に保つ、ビタミンKは血が止まりやすくなるように働きかけてくれます。
ビタミンB2・B6は皮膚や粘膜を正常に保つ効果があるため、赤ちゃんの健康を支えます。

他にも魚にはタウリンやコラーゲン、EPAなどの栄養素が含まれているのですが、赤ちゃんの成長を促してくれるものが多く含まれています。

手作りの離乳食

手作りの離乳食後期

本日のポエム

食べ物の形を感じるのは口の前の方。
前歯の後ろ顎と舌の前の方で食べ物の方さや大きさを感じる。

感覚の体験を覚える事が離乳食中期でくらいで始まる。

初期から中期というのは乳汁からで栄養をとっている。
離乳食は飲み込む、かむという食べるための基本を覚えて行く

食べ物を口にするときの感覚が見についていく。

 

そういえば「よく噛んで食べなさい」と親に言われていたことを思い出す。

親になってわかってきた。

 

まとめ

ミルク離れしてくる時期は、ミルクで補っていた栄養を食べ物で摂取する必要があります。
特に魚は赤ちゃんの成長に必要な栄養素がたっぷり含まれているので、離乳食として定期的に魚を与えることがおすすめです。
魚は赤ちゃんにとって重要な栄養素が豊富に含まれている食べ物です。
赤ちゃんに魚を与える際には、小骨がないかよく確認し、小さく切ってあげましょう。
アレルギーの家族歴がある場合は、1歳頃から始めるのが安全です。

次回の記事は 赤ちゃんに肉を食べさせる時期は?肉の種類や調理法は?お肉の栄養 です!お楽しみに!