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貯蓄から投資へ初心者でもローリスクで利益を得られる再現性の高い投資手法を学ぼう

「初心者でもローリスクで利益を得られる再現性の高い投資手法」投資知識このiDeCoと積み立てNISAは大まかにいうと国が主導で作った国民のための投資と年金対策ができる制度なんです。

簡単に言えば、国はもう国民を助けられないから自分たちで老後ために準備してね!ということなんです!

国にはもう頼ってられなくなってきましたね( ;∀;)

実際に高校生の授業には投資の授業が組まれたり「これからは金融・投資用語が必要な時代なんだ」と実感しています。

今回はファイナンシャルプランナーと証券外務員資格(退職して返納済み)を持っていた経験を活かしシリーズで掲載していきます。(シリーズその1)

「貯蓄から投資へ」知っておきたいお金の話

 

さて先日のニュースで年金問題や少子高齢化の波が押し寄せながら年金の見直しの議論も行っていくと報道されていました。

今の日本はいくら働いても給料は上がることはありません。

正確には手取りでしょうか。

給料が上がっても引かれる金額の多いこと。10年前と比べても手取りは変わらず。

ましてや年金問題を考えると給料が上がっても厚生年金の負担額は上がりそうです。

会社の年功序列は終焉

もう会社の年功序列は今の20代30代にとってはナンセンス。

CM見ても転職して当たり前のような時代が来ました。

公務員や一部の大企業は年功序列が残っているのでは無いでしょうか

今の企業にしがみついていなければと思っているのは50代。

40代はどうなんでしょう?ヘッドハンティングや良い条件の所に行く方もよく見られるようになっています。

きっと将来を考えて大きな決断があったんでしょうね。

株式会社とはそもそも

そもそも株式会社というのは株主の利益を最大化するために事業活動をしているのです。

つまり利益が出ても労働者に分配されるより、株主に分配することが本来の株式会社に求められる社会的な役割なのです。

それは終身雇用や年功序列が終わったからではありません。つまり終身雇用や年功序列が存在した日本の株式会社が異常だったのです。

その異常な慣習が当たり前になりその反動が社会を混乱させているのです。

資本主義社会と共産主義

実際に資本家による労働者への搾取構造を無くそうと生まれた思想が共産主義です。

私は本書において資本主義が正しいとか共産主義が正しいということを述べたいのではありません。

ただ現代は労働者であっても株式投資を行うことができます。

つまり労働者でありながら資本家にもなることができるのです。

このように現代は誰でも資本家になることが出来る時代です。

それはつまり誰でも資本主義の恩恵を受け経済的に豊かになることができるということです。

この社会の中で経済的に豊かになるために必要なことは非常にシンプルです。

高い利益をだし、その利益をたくさん株主に還元している企業に投資することです。

リスクを取るか取らないか

そのために必要な知識を1つずつ解説していきます。

ご紹介する内容は非常にローリスクで着実に利益を積み上げるもので再現性も高いです。

その分地味で退屈なものと思うでしょう。

ハイリスクハイリターンで得られる方ははごく限られていて、初心者の殆どの方が財産を吸い上げられると思っていいでしょう

よって刺激的な短期トレード1秒でも早く億万長者になりたいという人にはおすすめできない内容となっています。

長期分散投資によるリスクヘッジと複利の魅力

長期分散投資というのは文字通り、長期間にわたって分散して投資をするということです。

それでは長期投資のメリットと、分散投資のメリットを知り、そのメリットを組み合わせた長期分散投資とは、どんなメリットのある投資なのかということを確認していきましょう。

長期投資のメリット

まず長期投資のメリットですが、これは非常に単純な理屈です。

資本主義経済というのは常に成長を目指す制度設計になっているため、長期的にみれば株式市場全体の株価は右肩あがりなのです。

短期的には上がったり下がったりを繰り返しますが、その上下を経て最終的には上昇傾向にあります。

トマ・ピケティ氏が書いた「21世紀の資本論」でも述べられましたが、世界全体の経済成長率つまり労働収入が1%から2%の成長に対して、資本収益率つまり株式で得る収入というのは5%前後です。

つまり年平均5%で株価というのは上昇していくのです。

このことから分かるようにずっともっていれば年平均で5%株価は上昇するのです。

ただ多くの人はこう思うのではないでしょうか?

年平均5%じゃいつまでたっても大きくならないじゃないか。

そういう人が短期投資にチャレンジをして株式市場の一時的な株価の乱高下に耐えきれず損失を出し株式市場から撤退していくのです。

短期投資が駄目ではないけど

少々哲学的な話になりますが、欲望によって目がくらんだ結果、確実に儲かる道を知っていながらその道を進まず損失を被るのです。

その損失が確実に儲かる道を進んでいる人たちの富になるのです。

つまり短期投資で損失を被った人や短期投資で利益を得た人があっての現在の株式市場ですから、決して短期投資をするなという話ではありません。

ただし確実に儲ける方法を見つけ出すのは非常に難しいことなのです。

地味で退屈な長期投資こそが確実に投資で儲ける手段なのです。

それではなぜこんなに簡単な答えがあるのに長期投資を成功させた人が少ないのでしょうか?

それは地味で退屈な長期投資をずっと続ける人が少ないのです。

また仮に長期投資を成功させたとしても投資の世界で話題になるのはいつも短期投資を成功させた人だからです。

 

分散投資とは?

分散投資とは3つの分散を行うことで少しでも損失を被るリスクを下げることを目的としています。

1社の株式に全資産を投資をするのも良いですが、その企業が企業スキャンダルによって倒産でもした時にはそれだけで全財産を失うことになります。

そのようなことを無くすためにも分散投資が重要です。

1つ目の分散時間の分散

まず1つ目の分散は「時間の分散」です。

時間を分散するというのはどういうことかというと、定期的に一定の金額を積み立てる積立投資のことです。

例えば毎月15日に1万円ずつA社の投資信託を買うといった具合です。

そうすることで値下がりしたときには多く買うことができますし、値上がり時には少なく買うことで極めて平均的な取得価格になります。

この投資方法をドルコスト平均法と言います。

2つ目の分散地域の分散

次に2つ目の分散は「地域の分散」です。

株式市場は全世界にあります。

最も大きな株式市場はアメリカです。

最も優秀な企業が集まっている国でもあります。

それを理由にアメリカ企業だけの株を保有していては、アメリカの政治や社会情勢の変化で一気に株価が低迷し損失を被る可能性もあります。

したがって全世界の地域に投資をすることであらゆる政治や社会情勢の変化へのリスク分散ができます。

ただしいくら地域分散をしていてもコロナウィルスのような世界的な感染症などの問題は対応することができません。

リスクを低くすることはできますが、ゼロにすることはできません。

3つ目の分散業種の分散

最後に3つ目が「業種の分散」です。

例えばコロナウィルスによる渡航制限があります。

その影響で航空株は莫大な損失を出しています。

もし全財産を航空株に投資していたとしたら一瞬で資産が半分になるということだって決して笑い話ではなくリアルな話です。

したがって様々な業種に分散しておくことでどこかの業界の株が値下がりしても、また別の業界の株が値上がりしているということで資産全体でみれば大きなダメージを負う可能性も低くなるでしょう。

なぜ長期分散投資が良いのか?

長期分散投資が良い理由は3つあります。

それぞれ確認していきましょう。

1つ目の理由損失を被るリスク

まず1つ目が大きな損失を被るリスクが低いということです。

これは先ほど解説した3つの分散投資によって得られるメリットです。

いくら分散投資をしていても全く損失を被らないということではありません。

しかし一瞬で資産が全てなくなるというリスクは限りなく低くすることができます。

2つ目の理由専門的な企業分析をしなくても

そして2つ目が専門的な企業分析をしなくても投資を始められるため投資初心者におすすめできるからです。

例えば投資信託の中には毎日100円から積立投資を始めることができます。

ドルコスト平均法の効果を最も発揮できるのが毎日定額を積立投資することです。

このように毎日積立投資をすることでいちいち企業分析をする必要がありません。

多くの人は毎日仕事をしていて忙しいことでしょう。

そんな忙しい毎日の中で企業の貸借対照表や損益計算書をみて分析をする時間をとるのは一苦労でしょう。

3つ目の理由資本主義経済

最後に3つ目が資本主義経済だからです。

これは長期投資のメリットとしても解説しました。

資本主義経済というのは常に成長を目指す思想によって作られた経済システムです。

そのルールを順守して投資行動をとることで長期的には資産を右肩上がりで増やすことができます。

また今は発展途上国といわれているような国々もインフラ整備に伴い経済発展をしていきます。

そうすることで地域の分散投資の効果も高まります。

まとめ

日本の経済が停滞しているため世の中が経済成長している実感は中々できませんが、隣国の中国をみていれば今はGDP世界第2位です。

ネクストチャイナが次々と出てくることは資本主義経済の中では当たり前のことなのです。

参考図書として「ファクトフルネス」をおすすめします。

また次回も投資の知識を身に着けて行きましょう