母乳から離乳食への移行は生後半年ぐらいが目安と言われています。
はじめは柔らかく消化にいいものからスタートし少しずつ歯ごたえのあるものへと進んでいきいろいろな食べ物が食べられるようになっていきますが、与えてもいいのかタイミングに悩む食べ物も少なくありません。
「赤ちゃんはいつから食パンを食べたらいいですか?」このページでは、赤ちゃんがいつから食べるべきか、そして何を食べるべきかについて、わかりやすく解説します。
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赤ちゃんの離乳食の開始時期
大人は当たり前に食べている食パンですが、赤ちゃんに与えるとなると消化や栄養など気になることが多く判断に迷ってしまいます。
赤ちゃんの離乳食は、一般的に生後6か月過ぎから開始されます。
ただし、赤ちゃんによって体格や成長のスピードが異なるため、開始時期は個人差があります。
また、母乳やミルクを飲む量が減ってきたら、離乳食の開始を検討しましょう。
赤ちゃんの離乳食の進め方
赤ちゃんの離乳食は、最初は少量から始め、徐々に量を増やしていくのがポイントです。
また、食べ物は、舌でつぶせるような柔らかいものから始めましょう。
離乳食を始めたばかりの頃は、1日1回から始め、徐々に回数を増やしていきます。
赤ちゃんに食べさせない食べ物
赤ちゃんに食べさせない食べ物には、次のようなものがあります。
* アレルギーの原因となる食べ物(卵、乳製品、小麦、そばなど)
* 喉に詰まりやすい食べ物(ゴマ、ナッツ類、さつまいもなど)
* 塩分が多い食べ物
* 砂糖が多い食べ物
* 添加物が多い食べ物
赤ちゃんの食事中の注意点
赤ちゃんの食事中は、次の点に注意しましょう。
* 赤ちゃんが食べやすいように、食べ物を小さく切ったり、柔らかくしたりしましょう。
* 赤ちゃんが食べやすいように、食事の時間はリラックスした雰囲気で過ごしましょう。
* 赤ちゃんが食べ物を欲しがらなくなったら、無理に食べさせないようにしましょう。
今回は、離乳食として赤ちゃんに食パンを与えてもいいタイミングと食べさせる時の注意点を紹介します。
赤ちゃんの様子を見ながら離乳食を食べさせましょう
生後半年ぐらいまで赤ちゃんは食べ物を食べられません。
この時期までは栄養豊富な母乳もしくは粉ミルクオンリーの食事ですが、半年を過ぎると徐々に母乳やミルク以外のものも食べられるようになってきます。
離乳食への移行時期は個人差が大きいのであまり食べたがらなくても不安に思う必要はありません。
赤ちゃんが食べ物に興味を示す様子見ながら少しずつ食事を与えてあげましょう。
離乳食はおもゆから
離乳食として一番初めに与えるのにふさわしいのが穀物を使った主食類です。
どろどろになるまで米を煮込んだおもゆは最初の離乳食として定番中の定番です。
でんぷん質の多い食べ物は栄養を吸収しやすく未発達な赤ちゃんでも無理なく消化できるので離乳食にピッタリです。
食パンの時期
食パンを食べさせる時期についてですが、離乳食を始めた初期段階から与えてOKです。
ただし、食パンをそのまま与えてはいけません。
お米を柔らかく煮込んでおもゆにしてから与えるように食パンについても赤ちゃんが無理なく消化できるよう工夫してから与える必要があります。
食パンを食べさせるときの注意点
食パンを赤ちゃんに与えるなら白く柔らかい部分だけをちぎってあげましょう。
茶色くかたい耳の部分は離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには早すぎます。
無理に与えるともどしたり喉に詰まったりする危険性があります。
安全に食べてもらうためにちぎった食パンの白い部分をさらに細かくしておくと安心です。
小さくちぎったりすりつぶしたりしてから与えれば赤ちゃんの小さな口でも安全に食べられます
最初は食パンも柔らかく
お米をおかゆにするように食パンを柔らかく煮こむのもオススメです。
お湯やミルクで食パンを柔らかくなるまで煮込んだパンがゆは海外では定番の離乳食です。
トロトロになるまで煮込めば赤ちゃんも喜ぶおいしい離乳食が完成します。
食パンを与えるときに味付けは必要ありません。
初期の離乳食としてバターやジャムなどをつけると脂肪分や糖分方の原因になります。
食パンにも乳成分や塩分が含まれているので何も就けずそのまま与えてください。
最初は少量だけ食べさせよう
赤ちゃんに食パンを与えるときに注意しなければいけないのが量の問題です。
初期の離乳食として食パンを与える場合は10~20グラムが目安です。
赤ちゃんによっては食パンの味を気に入ってもっともっととねだってくることもありますが与え過ぎはよくありません。
9か月からと1歳になったら
9カ月を過ぎた頃になれば量を増やせます。
消化器官も発達しているのでちぎった食パンをそのまま与えてもOKです。
食べっぷりが良ければ茶色い耳の部分を少量与えてあげましょう。
吐き出さずちゃんと飲み込むようなら少しずつ量を増やしてあげてください。
1歳を過ぎたら
1歳や幼児になったら、1センチ四方のサイコロ状にカットした食パンが食べられるようになります。
この頃になると食パンとともに少量のチーズやバター、ジャムなどもOKになりますが与え過ぎないようにメニュー全体でバランスを調整してください。
小麦アレルギーに注意
食パンには食物アレルギーの原因となる小麦や乳製品が含まれています。
特に小麦アレルギーは重いものになるとアナフィラキシーショックで生命に関わります。
量を与えすぎるとアレルギーリスクも高まるので様子を見ながら少量ずつ与えてください。
加熱調理が有効です
アレルギー防止のためには加熱調理が有効です。
パンがゆやスープなど十分に加熱調理してから与え接種後に異常がないかどうかチェックしてあげましょう。
赤ちゃんの体調によってもアレルギーの出やすさは変わります。
初めて食パンを与えるなら体調の良い日を選んでください。
食パン以外のパンは?
基本となる食パン以外にも赤ちゃんが食べられるパンはいろいろありますが、それぞれ使用されている材料や成分により影響が異なるの出注意が必要です。
ロールパン
ロールパンは食パンよりもバターが多く含まれているので離乳食初期には不向きです。
与えられるのは9カ月をすぎてからで、食べ過ぎには注意してください。
フランスパン
フランスパンは乳製品が使用されておらず小麦と酵母のみで作られていますが食パンよりも塩分を多く含みます。硬いので与えるなら中心部分のみをちぎってあげましょう。
菓子パン
菓子パンや惣菜パンは砂糖や塩分がたくさん使われています。
赤ちゃんに与える食べ物としては不向きなので離乳食を卒業してから与えるようにしてください。
まとめ
赤ちゃんは、生後6か月頃から離乳食を始めます。
離乳食は、赤ちゃんの成長に欠かせないものです。赤ちゃんに適切な離乳食を、正しく進めましょう。
食パンは赤ちゃんの離乳食として初期から与えられる食べ物のひとつです。食べやすいように工夫すれば赤ちゃんの食が進み食べることの楽しみを教えることができます。
次回の記事は 赤ちゃんがカスタード食べるのはいつから大丈夫?食べられる年齢と注意点 です!お楽しみに!
赤ちゃん、我が子を初めて抱いたときは誰しも「幸せな人生を!」と親ならだれでも願うことでしょう。
環境が目まぐるしく変化する世の中。
特にコロナでのパンデミックは私たちの生活に大きな影響を与えました。
とにかく「この子だけは元気に育ってもらいたい」・
生まれてきた子供たちに「生まれてきて良かった」と思ってもらうために。
今、私たちにできることを考えて行きたい。
パパ、ママを応援するためブログを立ち上げました。